全身疾患の血管炎

自己免疫疾患によって血管に炎症が起こるのが血管炎です。
血管は全身に巡っているため全身性に疾患となります。
厚生労働省は、特定疾患として難病に指定しています。

炎症を起こしている血管のサイズに応じて分類されます。
大動脈、中血管やANCA関連小血管、免疫複合体性小血管などがあります。
主な所見としては、血管が潰れる、血管が敗れる、全身に炎症がでるなどです。

大動脈炎には高安動脈炎や巨細胞性動脈炎があります。
高安動脈炎は発熱や関節痛がみられ、脈の消失などのが起こるため脈なし病とも言われます。
巨細胞性動脈炎は頭痛や発熱、視野欠損の症状がみられます。

中動脈には、中枢神経限局性血管炎や結節性多発動脈炎などがあります。
中枢神経限局性血管炎は、分類はされているが診断することは難しく、大脳皮質の生検を行う必要があります。
結節性多発動脈炎は、中小動脈があればどこでも症状が発生します。
わかりやすい症状としては皮膚に紫斑や紅斑がみられる場合や腸で発症し下血になる場合、高血圧、末梢神経障害などがります。

体のどの部分にも関係している血管の異常からなる炎症です。
血管自体の異変によって気がつくよりも他の部位の異状によって発見され、結果として判明することが多いものです。
発症する部位によっては失明や死に至ることもあるため注意が必要です。
総合的な検査が必要なため、定期的な検診の際に体の異常を伝えてしっかり確認することが重要です。

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